こんばんは。二九十八の男を勤めます小林です。

今さらですが、自分の関わっている『狂言』ってなんぞや?というところにふと立ち返ってみたいと思い、筆ならぬキーボードを取りました。

私はいわゆる『お家』の生まれではなく、大学にあった能楽研究部なるクラブに入り、始めました。
からのー、かれこれ15年になるのですが、まだまだ狂言をご存知いただいてないなぁ、、、と思います。頑張らないといけません。

突然ですが、ここで何かの拍子に『狂言やってまして…』と言った時のリアクショントップ3を発表します!

3位『あぁ…なんか古い、オモンナイやつやろ?』

2位『あ!知ってる!人形使うやつやろ?』

1位『見たことあるで!真っ白の化粧するやつやろ?』

まず3位ですが、見る前から古い=ダサい&オモンナイと決めてしまわれているパターン。なんなら怒り気味に言われることがあるくらいです。おもしろいかどうかは人それぞれなので反論はできませんが、みなさん、狂言は『笑い』の劇ですよー!見てから批判コメントお願いします!

次に2位。それは人形浄瑠璃です。いわゆる文楽です。早押しクイズでフライングしたような感じ。惜しいですが、違います。狂言は生身の人間がセリフと動きで笑いを誘う、最古の笑劇ですよー!

そして1位。今までこのリアクションがいっちばん多いのです。

今回の舞台を見に来てくれる友人にも『化粧してるから分からへんなぁ』と言われましたとも。見たことあるんじゃないのか…。。それは歌舞伎です。化粧はいたしません。今回はオモテの事情というコンセプトなのでオモテ(面)を使用しますが、基本的に面も使いません。原則素顔なので(ヒゲなんかを使用することもある)、表情なんかも見ていただけます。

演者も楽しければ顔をクシャクシャにして笑います。悲しければオイオイ泣きもします。使用人の太郎冠者が悪さをすれば怒りもします。オモテの事情とはありますが、面をつけない演者の『表情』なんかも見ていただけるとより楽しんでいただけるのではと存じます。

伝統を守りつつ、狂言をメジャーな存在にして行きたい。
これは志芸の会メンバー一同、常々考えております(ここは笑いなしでお願いします…)。

小林コレキ

善竹十番公演サイト https://zenchiku.xyz/

志芸の会公式サイト http://www.shigenokai.com/