2017秋-2018初頭にかけて「悟りの十番。志芸の会『僧』選挙!」と題し、出家(僧侶)の登場する狂言を連続上演します。
記事

狂言まめちしき

狂言《釣狐》と「釣る」

私は、狂言《釣狐》のことを初めて知った時、なんとなく「狐を釣る」という言葉に違和感がありました(私だけ?) …というのは「釣る」という言葉は、魚を取るときにしか使わないように感じたからです。 実際の狂言の舞台でも、きつね …

狂言独自の囃子事「責メ」

前回は狂言《瓜盗人》の案山子について書かせていただきました。 今回は、狂言《瓜盗人》後半で演じられる囃子事「責メ」について書かせていただきたいと思います。 囃子事というのは、囃子(楽器演奏)を伴って演じられる場面のことで …

うそふき

狂言《瓜盗人》の案山子

11月1日に神戸・湊川神社神能殿で催されます狂言「善竹十番」公演が迫っております。 当日演じられる狂言は《瓜盗人》《孫聟》《釣狐》の三番。今まで《釣狐》《孫聟》について書いてきましたので、いよいよ残りの《瓜盗人》について …

うそふき

狂言《釣狐》の古態

大蔵流の狂言の古い台本に『大蔵虎明本』と呼ばれている本があります。 大蔵流宗家十三世の大蔵虎明(1597~1662)が、寛永19年(1642年)に書き記したものですが、現在の台本とはいろいろ異なるところもあり、なかなか、 …

殺生石の伝説

善竹十番最終公演で演じられる狂言《釣狐》。その前半では、死してもなお祟る狐の執心の恐ろしさを、能にもなっている殺生石(玉藻の前)の故事を引いて言い聞かせます。 この殺生石の故事を、《釣狐》をご覧になる前の事前知識になれば …

狂言面のいろいろ

お盆休みも終わり、8月も後半です。「善竹十番」公演も、あと10日ほどに迫って参りました。 8月最後の29日(土)〜31日(月)にかけて、神戸市灘区民ホールにて狂言8番を連続公演致します。夏休みの最後を狂言で締めくくってみ …

狂言の「すっぱ」

狂言には、決して善人とはいえない人々も登場します。つい盗みに入ってしまう《盆山》や《連歌盗人》の盗人、《文山立》に登場する山賤などが挙げられると思います。 彼らを善悪で分類するならば、間違いなく「悪人」に入るでしょうが、 …

茶の湯と狂言

狂言にはお茶を扱った演目がいくつかあります。 お茶がもっともクローズアップされる狂言といえば、主人公が茶屋の主人である《通円》。または、茶の買い付けに行った男が事件に巻き込まれる《茶壺》もあります。茶屋という商売が存在す …

茶畑

元興寺の鬼(2) 狂言《清水》より

21日に書かせていただいた「元興寺の鬼」の続きです。 江戸時代の奈良観光ガイドである『大和名所図会』には、「美しい女を鬼ときく物を、元興寺(がごぜ)にかまそというは寺の名」という狂歌が載っていて、「元興寺」は寺の名前とし …

元興寺の鬼

元興寺の鬼(1) 狂言《清水》より

今回の「善竹十番」公演の初日(8月29日土曜日)に上演される狂言《清水》には、こんなセリフがあります。 七つ下がって清水へ参れば、”ぐゎごぜ”とやらが出(ず)ると申しまする 主人から、茶会のために …

元興寺の鬼
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